「G1」ってよく耳にします。

競馬を知らない方でも「G1」や「有馬記念」は知っている方も多いのではないでしょうか?

というわけで、今回はG1についてです。

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競馬のレース体系

G1は「グレードワン(「ジーワン」とも呼ぶ)」と呼び、競馬のレースの中で一番格の高いレースのことを指します。

レースは馬の年齢と収得賞金の額によってクラス分けされています。

クラス分けはピラミッド型のようになっており、その頂点に位置するのがグレードレース(いわゆる「重賞」と呼ばれるレース)で、「G1」「G2」「G3」にわかれており、その中でも頂点に立っているのが「G1」です。

レースにはいろんな種類がありますが、最終的に目指すのは「G1」のタイトルなのです。
 
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G1にはどうやったら出場できるの?

前述したように、レースは馬の年齢と収得賞金の額によってクラス分けされており、基本的にはひとつ勝つごとに上のクラスへとステップアップできる仕組みです。

具体的にG1への道のりとしては

・2歳から3歳の新馬戦で勝利
・500万以下クラスで勝利
・1000万以下クラスで勝利
・1600万以下クラスで勝利

ここまでが「条件クラス」と呼ばれ、ここを卒業した馬は「オープンクラス」へと進む事ができます。

そうすると「オープン特別(いわゆるオープン戦)」や「G1」「G2」「G3」などのオープンクラス、重賞へと出場することができるのです。

オープン戦で勝てば、いきなりG1に出場することが可能なのか?と思いきや、レースによって出走頭数には制限があるので、制限頭数を超える登録がある場合には、基本的には収得賞金が多い馬が優先されます。

そのうえ、レースの頂点に位置するG1ではさらにレースごとに特定の条件にあてはまった馬しか出られないため、最終的にG1にでられる馬はかなり少数になります。

 

G1レース

G1レースには有名な「有馬記念」をはじめ、いろいろなレースがありますのでまとめてみました。
(J・G1を含む)

・フェブラリーステークス
・高松宮記念
・桜花賞
・中山グランドジャンプ
・皐月賞
・天皇賞(春)
・NHKマイルカップ
・ヴィクトリアマイル
・オークス
・日本ダービー
・安田記念
・宝塚記念
・スプリンターズステークス
・秋華賞
・菊花賞
・天皇賞(秋)
・エリザベス女王杯
・マイルチャンピオンシップ
・ジャパンカップ
・チャンピオンズカップ
・阪神ジュべナイルフィリーズ
・中山大障害
・朝日杯フューチュリティステークス
・有馬記念